健康コラム

歯のシリーズ その3「ブリッジ」

2018年 2月 14日
 歯周病や虫歯などで歯を失うと噛む力が弱くなりますので、ブリッジという治療が行われることがあります。失った歯の両隣の歯を2~3本、大きく削って支えにし、ブリッジ(連結橋)を架けて固定するのです。簡便で良い方法なのですが、両隣の歯の、歯を守るのに大切なエナメル質も大きく削り取らなければならないのが難点です。だから歯科医によく相談して、納得した上でこの治療を受けることが大切です。
 ブリッジは治療期間が短く、噛む力が強くて違和感が少なく、大抵は保険が利くのが利点です。しかしブリッジは銀歯なので、最初は歯にピッタリでも経年劣化で金属と歯の間に隙間ができ、また歯が連結していてフロスや歯間ブラシが使えず、虫歯になりやすいのです。削った後、痛みが出て神経(歯髄)を抜くことになると、虫歯に気が付かない、歯が栄養不足で脆くなる、細菌感染しやすい、などの問題もあります。
歯のシリーズ その3「ブリッジ」

 

 支えになる歯には通常の1.5倍もの噛む力が加わります。食事で力一杯噛まなくても、それを毎日何千回も繰り返すので、歯には大きな負担が掛かります。だから平均8年程度でダメになります。支えの歯のどちらか一方がグラグラになって抜くことになると、次は4本の歯を2本で支えるという大きなブリッジになり、歯の負担がさらに大きくなって健康な歯をさらに失うという悪循環に陥ることもあります。
 失った歯を補う治療法としてはブリッジの外、入れ歯やインプラントという方法もありますが、どの治療法にも利点と欠点とがあります。また人によって向き不向きもありますので、歯科医とよく相談して決める必要があります。