健康コラム

目の健康 その1

2017年 10月 10日
10月10日は「目の愛護デー」。高齢化で目の病気も増えています。他の病気同様、早期発見・早期治療が大切です。
そこでまず白内障。一番の原因は加齢ですが、紫外線も影響します。
強い日差しを避けるため、戸外では帽子やサングラスがお勧めです。つば付きの帽子なら、横からの紫外線をかなり遮ることできます。濃い色のサングラスを掛けると瞳孔が開き、紫外線が却って多く目に入るのでご用心。
 糖尿病の人は比較的若くても白内障が起きやすいので、血糖値をしっかりコントロールすることが肝心です。アトピー性皮膚炎などでステロイド治療を受けている人も、白内障や緑内障が起きやすいので、定期的に眼科で診てもらうことが必要です。
 軽症の人には点眼薬などを用いますが、白内障の進行を多少和らげる効果しかありません。水晶体の濁りが強くなって目がかすんだり視力が衰えたりすれば、濁った水晶体を人工の眼内レンズに入れ替える手術を行います。安全性は高いです。

目の健康 その1

次に、最近増えているのが加齢黄斑変性症。50歳以上のほぼ100人に1人が罹っているそうです。物を見る視線の中心がぼやけたりゆがんだり、見えにくくなり、失明することもある病気です。名の通り加齢が関係しますが、タバコも大きな原因です。脂肪分の多い洋風の食事も影響しますのでご注意ください。
生活習慣を見直すとともに、効果が望めるサプリメントを利用するのも一法です。主な治療法はレーザー光凝固や光線力学的療法ですが、将来的にはiPS細胞による治療に期待がかかります。