健康コラム

血圧の測り方

2016年 12月 12日
 血圧が気になる方の多くは家庭用の電子血圧計をお持ちでしょう。
折角計るのですから、正しく計って正しい値が出るようにしたいですね。それにはまず体も心もリラックスさせること。尿意や便意があると十分リラックスできません。
計る前にトイレを済ませましょう。その上で椅子にゆったり座って、背筋を軽く伸ばし、数回ゆっくり深呼吸して心を落ち着かせます。歩いたりして体を動かした直後(10分~15分以内)に測るのもよくありません。

 血圧計には上腕とか手首に巻くカフ(幅広のバンド)が付いています。上腕に巻くカフはその中心が心臓と同じ高さ(凡そ乳首の高さ)になるようにして、手のひらを上向きに、腕の力を抜いて巻きます。脚は組まずに両足を床に付けましょう。カフはきつすぎず緩すぎず、腕にぴったり巻きます。薄い肌着やシャツはその上からカフを巻いても構いませんが、厚手のセーターや服は脱がないと、正しい血圧が測れません。
血圧の測り方

 
 手首式では、手首を心臓の高さに合わせます。血圧を測る高さと心臓の高さが違うと、水圧の差ができて測った血圧値が不正確になるからです。腕まくりも血管を圧迫して血圧値に影響します。また測定中は腕や手首を動かさないように。
 診察室で測った場合、収縮期(最高)血圧 140㎜Hg以上、または拡張期(最低)血圧90㎜Hg以上が高血圧ですが、診察室より心が落ち着きやすい自宅で測った場合は、それぞれ5㎜Hg低い135㎜Hg以上、85㎜Hg以上が高血圧とされています。