健康コラム

休養、その7 「笑い」のそのまたつづき3

2016年 7月 22日
 耳にしたことをすぐ理解しなければ、笑うことはできませんよね。つまり笑えるということは、物事に対する的確な判断力、つまり高い認知能力を持っているということです。40歳を超えると、一般に笑う頻度が齢とともに減ってきます。娘さんとお婆さんのどちらがよく笑うか、考えてみてください。或る研究によると、ほとんど笑わない人は、毎日笑う人の3~4倍も認知症にかかりやすく、笑う頻度が低い人ほど認知機能が低下する傾向があったそうです。そういえば、認知症のお年寄りは笑いませんね。
 一般的に男性より女性はよく笑うとは思いませんか?女性の平均寿命が男性より5、6年も長いのは、笑う頻度の違いも関係しているのではないか、と私は推察しています。このことを実証する研究はまだないようですが・・・。
 このように、笑うと認知症になりにくくなり、前回書きましたようにがんも防ぎやすくな
るうえ、人との快いコミュニケーションと暖かい人間関係も築きやすくなるのです。友と
談笑、落語で大笑というのも良いのですが、次のような心がけも大切だと思います。
① 鏡の前で笑ってみる。笑顔の習慣を付けると、無意識に笑顔が出やすくなる。
② 相手を受け入れる気持ちを持つ。すると自然に顔に笑顔が出てくる。
③ 「あなたの話をよく聞いていますよ」 という気持ちで、笑顔で相槌を打つ。
④ 相手が微笑んだら微笑み返す。 そして、⑤辛い時、悲しい時こそ笑顔を作る。


休養、その7 「笑い」のそのまたつづき3