健康コラム

休養、その6 「笑い」のつづき2

2016年 7月 8日
 知り合いに立川らく朝という医者兼噺家がいます。慶大の落語学部医学科卒というほどの落語好き。医業の傍ら立川談志に弟子入りし、東京の高座でなかなか好い噺を聞かせています。医者だからネタの大半は健康問題。その一端をお伝えします。
 …楽しく充実した人生を送るには、健康でないとね。元気で暮らすのに一番いいのは、何たって「笑い」だ。おカネもかからない。何がいいって、笑うことでがんを防げるんだもの。今、3人に1人ががんで亡くなってる。私たちの体の中で毎日2,000個以上のがん細胞が生まれているの。でもそう簡単には死なない。がん細胞を片っ端から壊してくれる、NK細胞という助っ人がいるから。 

 とは言っても、この助っ人が元気を失くしたら、がんを壊さなくなる。その原因はストレスだ。だけどそのストレスを軽くしてくれるのが「笑い」。笑うとNK細胞の活力が高まって、がん細胞をドンドン壊してくれるの。それだけじゃない。ストレスで副腎からアドレナリンが出て、これが動脈を狭めて血圧が上がる。笑うとストレスが軽くなって、アドレナリンを出す副腎も落ち着いて、血圧が下がる。

休養、その6 「笑い」のつづき2

 

 動脈硬化も怖いね。ストレスで活性酸素が増えて動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こす。これを防いでくれるのもやっぱり「笑い」だ。笑うと頭の中からスポーンとストレスが抜ける。ほんと。もし疑うんだったら、笑いながら心配事をしてみなさい。絶対できないよ。 おあとがよろしいようで…。(一部、改変)