健康コラム

新型コロナに慣れないで!

2020年 12月 1日
今年は阪神大震災から25年の節目の年、そして来年は東日本大震災から10年目、風水害などの災害も日本のどこかで毎年のように起きました。新型コロナウイルス感染症も、わが国で流行し出してから、そろそろ丸1年が経とうとしています。
災害が多いわが国では、遠方の震災や水害には「喉元過ぎれば熱さを忘れる」人が多いですが、近所で起きているかも知れない新型コロナウイルス感染症についても、流行が長引くにつれ連日のテレビや新聞での報道に慣れっこになって、「自分は感染しないだろう」と思いながら感染した人もいて、特に若い人の中には「感染しても軽く済む」「風邪の一種だよ」と甘く見て、基本的な対策を取らない人もいるようです。
新型コロナに慣れないで!

新型コロナウイルス感染症の死亡率は3~5%と、インフルエンザの30~50倍も高いそうです。お年寄りや慢性病の人が重症化しやすいとはいえ、健康な若い人で重症化した例もあります。急性症状が収まった後も息切れが続いたり、味覚がなくなったり、耳が遠くなったり、時には若年性の認知障害やPTSDと呼ばれるストレス障害、腎臓障害など、さまざまな後遺症に苦しむ人が想像以上に多いことが分かっています。
冬場には風邪やインフルエンザなど、新型コロナウイルス感染症と紛らわしい病気が増えます。これまでは風邪気などで多少具合が悪くても、頑張って仕事を続けてきた人が多かったと思います。しかし今は事情が違います。体調がすぐれない時は、自分も周りの人も、大事を取って休む勇気と寛容の心を持って欲しいと願っています。