健康コラム

運動、その2

2016年 5月 6日
 「歩いている暇なんかあれへん」、「歩くのはしんどくてイヤ!」という人に、歩かないで
も楽に運動できるという、耳寄りなお知らせです。会社でも電車の中でも、貧乏ゆすりをする
人が近くにいると、何となく気になってイライラ、落ち着きませんね。ところが最近、英国の
研究者たちが、「貧乏ゆすりで死亡リスクを減らせる可能性がある」と妙な発表をしました。

運動、その2

 


 約1万3千人の中高年女性について調べたもので、座っている時間が日に5時間未満の群に
比べて、7時間以上の群では死亡率が約30%高いけれども、貧乏ゆすりをある程度していると、
この死亡率の上昇は打ち消されるというのです。しかも、しっかり貧乏ゆすりをすれば、短時間
しか座っていない人以上に、死亡率を減らすことさえ期待できるのだそうです。
静かに寝ている場合に比べると、じっと座っている場合の消費カロリーはわずか4%ぐらいしか
増えませんが、座って貧乏ゆすりをすれば約54%も増えるとのこと。さらに、じっと立っている
だけなら13%増えるだけなのに、立って貧乏ゆすりを加えると、なんと約94%、倍近くも
アップするのだそうです。

  しかし貧乏ゆすりをする人の寿命は延びても、それを傍で見る人は神経が苛立って血圧が上がって
死亡率が高まるということがあるかも知れませんね。英国ではこれを “collateral damage of
fidgeting”(貧乏ゆすりでとばっちり)と呼ぶ人もいるそうです。運動不足が気になる人は、
人に見えないところでドンドン貧乏ゆすりをしてください。