健康コラム

運動 その1

2016年 4月 5日
日本人の多くは運動不足です。文科省の最近の統計では、20歳以上の成人で1年間に
運動やスポーツを週3日以上行ったのは全体の20%足らず、週1、2日の人と月1~3日の人が20%少々、その他はほとんど「無動」同然という具合。運動は大切だ、ということは皆知っているはずなのに、思うだけで実行しない人が多いのが現実です。仕事が忙しくて家に帰り着くのは夜の9時、10時、という人も多いので、無理もないのですが…。

運動 その1

 


 身体活動、つまり運動と病気の関係については、色んなことが知られています。例えば、
現在増え続けている大腸がんのリスクは、身体活動によって「ほぼ確実に」減りますし、
65歳以上の男性では、毎週3時間以上活発に運動すれば、運動しない場合に比べて前立
腺がんの発生率が70%も下がり、死亡率も大幅に低下するとされています。また、仕事
や運動などによる身体活動量が多くなるほど、がんだけではなく、心臓病を始め死亡全体
のリスクも低くなるということも分かっています。


運動 その1

 厚労省の「健康づくりのための身体活動基準」では、18~64歳については、「歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分程度、息がはずみ汗をかく程度の運動を週に60分程度行う」こと、そして65歳以上では、「横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う」ことを目標としています。